ストレートネックの原因となり得る筋肉

文責:院長 柔道整復師 御山 尚夫

最終更新日:2024年01月05日

1 文字通り首の骨がまっすぐになった状態です

 本来、人間の首の骨は緩やかに前方へカーブしています。

 このカーブは、重い頭を支え、姿勢を保つために大切な役割を果たしています。

 ところが、そのカーブが無くなり首の骨がまっすぐになってしまうことがあり、その状態をストレートネックといいます。

 カーブが無くなることによってうまく頭を支えられなくなることから、首から肩、背中への負担が大きくなってしまいます。

 こうした負担の増大により、ストレートネックになると、肩こりや頭痛、手のしびれ等の不調が現れるようになります。

2 ストレートネックの原因となる筋肉

 顔を前に出したり下を向いたりする姿勢は、首のカーブを無くす原因となります。

 例えば、スマートフォンやパソコンの長時間の操作や読書のときの姿勢が上記のような姿勢だといえます。

 こうした日常の習慣が積み重なることで、だんだんとストレートネックが進行していくのです。

 このような姿勢をとっているときは、胸鎖乳突筋という喉の筋肉が硬くなっています。

 胸鎖乳突筋は、耳の後ろから鎖骨までつながっており、首を支える重要な筋肉です。

 長時間頭を前に出したり下を向いたりすると、頭の重さによってこの筋肉が縮んで硬くなり、首のカーブが戻らなくなってしまい、ストレートネックの状態となります。

 つまり、ストレートネックは、胸鎖乳突筋が原因となり得るといえます。

3 整骨院へご相談ください

⑴ 身体の状態や原因を知ることができる

 喉の筋肉が原因だからと、やみくもに首を回したりさすったりするのは、喉や首などを傷つけたり状態が悪化したりしてしまうおそれもあり、危険が伴います。

 ですので、自己流でマッサージするのではなく、一度整骨院でみてもらうのがよいかと思います。

 カウンセリングや検査を通して、首を含め、ストレートネックの影響が身体のどこまで出ているのか、日常生活にストレートネックを誘発させる原因が無いか等について知ることができます。

 また、お仕事柄、長時間パソコンを操作せざるを得ないというように、習慣を改善するのが難しいという場合もあるのではないでしょうか。

 そうした場合に、どのようにすれば少しでもストレートネックの進行を防ぐことができるのか、改善を目指すことができるのかについても、アドバイスしてもらうことができるかと思います。

 

⑵ 原因に応じた施術を受けられる

 原因を特定した上で、筋肉の状態をみながら手技や施術機器を使い分けて、筋肉へ適切にアプローチするための施術が受けられたり、全身の歪みが原因であれば、歪みの調整をしてもらえたりすることができます。

 また、再発させないようにするために、日常生活での注意点についてのアドバイスの他、筋肉の強化等、ストレートネックを再発させないための身体づくりをしてもらえることもあります。

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