緊張型頭痛と片頭痛の違い
1 頭痛には種類がある
日々、頭痛に悩まされている方も多いかと思います。
人によっては、毎日悩まされているという方もいらっしゃるかもしれません。
頭痛にはいくつかの種類がありますが、最も多いのが緊張型頭痛、その次に多いのが片頭痛だといわれています。
ここでは緊張型頭痛と片頭痛の違いについて説明していきます。
2 それぞれの特徴
⑴ 緊張型頭痛
頭全体が重くなり、圧迫されたり締めつけられたりするような痛みが生じ、肩こりやめまい、倦怠感などの不調を伴うこともあります。
主な原因としては、頭、首、肩周辺の筋肉の緊張による血行不良が挙げられます。
デスクワークなど長時間同じ姿勢でい続けることや、ずっとスマートフォンやパソコンの画面を見続けることによる目の疲労などがきっかけとなって起こるといわれています。
筋肉の緊張が原因である場合には、温めたり緊張をほぐしたりすることで血流が良くなり、改善がみられることがあります。
⑵ 片頭痛
ズキズキとした痛みがこめかみ周辺の片側、もしくは両側に生じます。
吐き気などの不調を伴うこともあり、身体を動かすと痛みが悪化することがあります。
脳の血管が急激に拡張し、血管の周りの神経を刺激するために痛みが生じるといわれています。
血管が拡張する原因は、遺伝やストレス、食べ物など、人によって様々です。
血管の拡張が原因となって起こるため、緊張型頭痛のように血流を良くしようとほぐすと、より血管が拡張することになり、状態が悪化することがあります。
そのため対処法としては、冷やしたり安静にしたりすることが挙げられます。
3 自己判断は禁物
上に書いたように、頭痛は種類によって対処法が異なります。
そのため、自己判断で対応するよりも、専門知識のあるところでみてもらう方が安心です。
整骨院でも、頭痛を改善するための施術を行っています。
重大な病気の可能性もあるため、検査によって原因を確かめた上で、筋肉の緊張が原因であれば、手技によって緊張をほぐします。
手では届かないような深部に原因がある場合には、温熱や電気などの施術機器でアプローチをしていきます。
このように、我流のマッサージでは届かないような箇所にもアプローチでき、専門知識をもとに一人ひとりに合った施術をしてもらえるため、頭痛でお悩みの場合は、一度整骨院へご相談ください。